【北九州市立美術館】磯崎新の原点
北九州
文化・芸術・スポーツ
開催日時 | 2025年1月4日 09時30分 ~ 3月16日 17時30分 |
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開催場所 | 北九州市立美術館本館(北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1) |
参加費 | 一般1,500(1,200)円、高大生1,100(800)円、小中生900(600)円 ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。 |
主催者 | 磯崎新展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社) |
お問い合わせ | 北九州市立美術館(電話番号:093-882-7777) |
特記事項 | 【開館時間】 9時30分から17時30分(入館は17時00分まで) 【休館日】 月曜日 ※ただし月曜日が祝日または振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館 ※詳細は関連リンク先をご参照ください。 |
関連リンク | 北九州市立美術館ホームページ(外部リンク) |
内容
北九州市立美術館は磯崎新の設計により1974年に開館し、2024年に開館50周年を迎えました。磯崎は当館のほか、本市の北九州市立中央図書館、西日本総合展示場、北九州国際会議場を手がけており、これらの建築は、北九州市のランドマークとして親しまれています。
1931年に大分市に生まれた磯崎の初期建築の多くは、大分、福岡の地で実現しています。そこには若き磯崎の才能を見いだし、活躍する機会を与えた人たちがいました。その中の一人が、福岡シティ銀行(現・西日本シティ銀行)で長く頭取をつとめた四島司です。四島は、福岡相互銀行(のちの福岡シティ銀行)大分支店を皮切りに、福岡相互銀行の支店の設計を次々と磯崎に依頼しました。天神から博多駅前への本店移転にあたっても、四島は磯崎に設計を任せ、インド産の赤茶岩を用いた重厚な外観の本店は、長らく博多駅前のシンボルとして、博多の街を彩ってきました。
磯崎は本店内に展示する作品の制作を美術家に依頼することを四島に提案し、斎藤義重、野見山暁治らによって応接室のための作品が制作されました。その過程で四島自身も行内を彩る美術作品の収集に力を入れ、「四島コレクション」が形成されていきます。
展覧会では、磯崎が1960-70年代に九州で手がけた建築に関する模型や資料、自身の建築をモチーフとした版画作品、四島が収集した美術作品などを紹介します。